MT4で本格的に自動売買を行いたい場合PCを24時間稼働させておく必要があります。
しかし自宅のPCで、MT4を24時間となると電気代もかかりますし、停電や急な故障、回線速度等、長期間安定して稼働させるのは難しいと思います。
そこで利用したいのがVPSです。VPSを利用すると以下のようなメリットがあります。
- 24時間安定した環境で自動売買を行える
- 電気代やPCの酷使の心配がない
- 通信速度が速くなる
- スマホやタブレット端末からでもPC版のMT4にアクセス可能
- MacでもMT4/MT5が使える
本記事では、海外FXのMT4自動売買で使えるおすすめVPSを厳選紹介します。また併せてVPSについても解説しているので参考にしてみて下さい。
- 無料で300種類以上の優秀なEAを利用可能
- 口座残高の条件を満たせば無料でVPSサービスが利用できる
- VPSサポートは日本語なので使いやすい
- 新規口座開設で貰える20,000円ボーナスですぐにトレード開始
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厳選!海外FXで使えるおすすめVPS4選
VPSサービスは様々な業者が行っていますが、今回はその中でも海外FXでよく使われるおすすめのVPSを4つ紹介します。
1. お名前.comデスクトップクラウド for MT4
お名前.comデスクトップクラウド for MT4は2019年にリニューアルしたFX専用VPSです。全プランにSSDを採用したことで従来の3.4倍のスピードを実現しています。これによりストレスを感じることなく自動売買を行うことができます。
また24時間365日の有人監視や電話、メールなどのサポートなども徹底しており、快適なFX取引が約束されています。
初期費用が無料なのも大きなメリットです。
価格・スペック
|
1.5GBプラン |
2.5GBプラン |
4GBプラン |
8GBプラン |
月額料金 |
1,716円 |
2,200円 |
3,960円 |
6,050円 |
初期費用 |
無料 |
無料 |
無料 |
無料 |
CPU |
2コア |
3コア |
4コア |
8コア |
メモリ |
1.5GB |
2.5GB |
4GB |
8GB |
ディスク容量(SSD) |
60GB |
120GB |
150GB |
200GB |
OS |
Windows Server2019 |
※価格は税込み表示です。(価格・スペックは2021年7月時点)
お名前.comで実施しているキャンペーン
- 他社対抗キャンペーン(1.5GB・2.5GBプラン限定)
- 30%OFFキャンペーン(4GB・8GBプラン限定)
お名前.comでは月額料金が更に安くなるキャンペーンを実施しています。詳しくは公式サイトで確認して下さい。
2. ABLENET(エイブルネット) VPS
ABLENET(エイブルネット) VPS は20年以上の実績のある老舗レンタルサーバーです。VPSサービスの実績としては申し分なく、信頼性の非常に高い業者です。
また10日間の無料お試しも用意されているのも嬉しいポイント。VPS初心者の方はまずこちらを利用して設定に慣れるのもいいでしょう。
価格・スペック
|
Win1 |
Win2 |
Win3 |
Win4 |
月額料金 |
2,179円 |
2,809円 |
4,798円 |
7,104円 |
初期費用 (SSD/HDD) |
SSD 1,980円 HDD 0円 |
SSD 4,070円 HDD 2,074円 |
SSD 5,390円 HDD 3,123円 |
SSD 8,580円 HDD 5,217円 |
CPU |
2コア |
3コア |
4コア |
5コア |
メモリ |
1GB |
2GB |
4GB |
8GB |
ディスク容量 (SSD/HDD) |
SSD 60GB HDD 100GB |
SSD 120GB HDD 100GB |
SSD 150GB HDD 200GB |
SSD 150GB HDD 200GB |
OS |
Windows Server2016/2012R2 |
※価格は税込み表示です。(価格・スペックは2021年7月時点)
ABLENETで実施しているキャンペーン
- 仮想デスクトッププラン特別キャンペーン(Win1・Win2プラン限定)
ABLENETでは初期費用が無料、利用料金の割引、メモリの1.5倍増量などのめちゃくちゃ豪華なキャンペーンを行っています。
どの企業も他社に負けないようにキャンペーンでしのぎを削っている印象で、これを利用しない手はありません。詳しくは公式サイトで確認して下さい。
またABLENETでは、VプランというWindowsではなく違うOSが入っている代わりに、更に格安のプランも用意されています。ですが通常MT4はWindows環境で使用するため、あらかじめWindowsがインストールされているWinプランから選択するのがいいでしょう。
3. ConoHa(コノハ) for Windows Server
ConoHa(コノハ) for Windows Serverはお名前.comと同じGMOインターネットが運営しているVPSサービスです。
コストの安さと使いやすさで利用者の満足度が非常に高いのが特徴です。1GBのプランで割引を利用するとなんと月額979円で利用できます。
価格・スペック
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Win1 |
Win2 |
Win4 |
Win8 |
月額料金 |
1,100円 |
1,980円 |
3,905円 |
7,700円 |
初期費用 |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU |
2コア |
3コア |
4コア |
6コア |
メモリ |
1GB |
2GB |
4GB |
8GB |
ディスク容量 (SSD) |
100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
OS |
Windows Server 2019 Datacenter Edition |
※価格は税込み表示です。(価格・スペックは2021年7月時点)
ConoHaで実施しているキャンペーン
- VPS割引きっぷ(全プラン対象)
ConoHa(コノハ)では「VPS割引きっぷ」という長期利用割引がつくサービスを行っています。
3カ月~36カ月で利用期間できっぷを購入する事で、通常料金から最大11%オフでVPSを利用する事ができます。
また今回の価格表には記述していませんが更に大容量の64GBのプランも用意されています。
4.【上級者向け】VULTR(ヴァルチャー)
国内のVPS業者と違って日本語に対応していないのでハードルは一気に高くなりますが、ハイスペックを突き詰めるなら海外VPS業者を利用するのも手です。
海外FX向けのVPSでよく挙げられる筆頭がVULTR(ヴァルチャー)です。
サーバーを世界17か所から選べるため、利用している海外FX業者のサーバーの近くを選ぶことで通信速度の高速化が図れます。
価格・スペック
|
55GB SSD |
80GB SSD |
160GB SSD |
320GB SSD |
月額料金 |
20$ |
40$ |
70$ |
120$ |
初期費用 |
無料 |
無料 | 無料 | 無料 |
CPU |
1コア |
2コア |
4コア |
6コア |
メモリ |
2GB |
4GB |
8GB |
16GB |
ディスク容量 (SSD) |
55GB |
80GB |
160GB |
320GB |
OS |
Windows Server2016/2012R2 |
(価格・スペックは2021年7月時点)
VULTRで実施しているキャンペーン
- 新規登録で100ドルクーポン
無料でVPSが使える方法が存在する!?
ここまで海外FXで使えるおすすめVPSを紹介しましたが、なんと「無料」でVPSが使えるサービスも存在します。
それは海外FX業者自体が行っているVPSサービスです。
ただこれには条件があって、まずは「該当FX業者で口座を開設している」というのが大前提です。口座を開設して取引してくれている利用者にVPSの無料サービスを行っているというわけです。
次に口座残高条件があります。こちらはある程度の資金があるトレーダーが対象ということですね。
ここでは無料でVPSサービスを行っている2つのFX業者を紹介します。
1. GEMFOREX(ゲムフォレックス)
GEMFOREXではVPSの無料サービスを行っています。利用条件を満たしている場合にマイページからいつでも申し込むことが可能です。
条件
- ボーナス額を除く最低口座残高が500,000円(5,000ドル)以上ある
※上記の条件を満たさない場合は、口座から自動的に28ドルの月額使用料金が引き落とされます。
スペック
OS |
Windows2012 |
CPU |
Core 2.4GHz |
メモリ |
1GB |
MT4インストール可能数 |
1つ |
またGEMFOREXの運営業者はFX自動売買ソフト(EA)の無料提供サービス「ゲムトレード」も運営しており、このサービスも併せて利用する事ができます。
そのためGEMFOREXは無料VPS、無料EA使い放題と、自動売買で資金運用したい人にとって一押しのFX業者になります。
最初から有料EAを運用させるのはリスクがあります。また必ずしも「有料EA > 無料EA」というわけでもありません。
まずはGEMFOREXで無料EAを取得して、自動売買そのものに慣れていくのが良いでしょう。
\無料VPSサービスが利用可能なFX業者/
2. XM Trading(エックスエム)
知名度のあるXMでもVPS無料サービスを行っています。会員ページにログインしてVPSをリクエストすれば利用可能です。
条件
- 口座残高が500,000円(5,000ドル)以上ある
- 1ヶ月に往復5ロット以上の取引を行っている
※上記の条件を満たさない場合は、口座から自動的に28ドルの月額使用料金が引き落とされます。
スペック
OS |
Windows 2012 R2 |
CPU |
1コア (600MHz) |
メモリ |
1.5GB RAM |
HDD |
20GB |
そもそもVPSとは?
VPSについてもう少しちゃんと理解しておきたい人もいるかもしれません。
VPSとはVirtual Private Serverの略で仮想専用サーバーのことです。
仮想専用サーバーではWinodwsのデスクトップ環境を自分の好きなように使用する事ができます。ここが「専用」と呼ばれる理由です。
MT4/MT5で本格的に自動売買に取り組むならVPSは不可欠
自動売買ソフト(EA)はPCの電源を落とした場合止まってしまいます。スリープ状態でもMT4からログアウトしてしまうので稼働しません。その間取引できないとなると、自動売買ソフト(EA)は真価を発揮できません。
そうすると自宅PCの電源を落とさず、スリープ設定を切って、常に稼働させる必要があるわけです。しかし24時間となると電気代もかかりますし、停電や急な故障、回線速度等、長期間安定して稼働させるのは非常に難しくなってきます。
そこで利用したいのがVPS(仮想専用サーバー)です。
自分のPCやスマートフォンからMT4を自由に操作し、例えこちらで電源を落としてもVPS(仮想専用サーバー)上ではMT4/MT5を稼働させ続けることができます。
VPSを活用する事により、電気代やPCの酷使などの心配することもなく、安定した環境で24時間自動売買を行うことが可能になります。
VPS(仮想専用サーバー)とレンタルサーバーと専用サーバーの違い
サーバーと言えばブログをやった事がある人は、レンタルサーバー(共用サーバー)に馴染みがあると思います。
また専用サーバーというものもあります。
どれもサーバーをレンタルするというイメージから混同しやすいですがその違いはなんでしょうか?
1. レンタルサーバー(共用サーバー)
レンタルサーバーは一台の物理サーバーの中に部屋はなく、皆が一緒になっているイメージです。OSはあらかじめ決まっており、好きなアプリケーションを使うこともできません。
メモリやCPUも共用で使用する事になります。そのため他のユーザーがメモリを多く使っている場合などは、こちらの表示速度も遅くなるといった影響も出てきます。
しかし比較的安価で利用できるため、簡単なブログなどは共用サーバーを使うのが通常です。
2. VPS(仮想専用サーバー)
VPSは1台の物理サーバーの中に一人一人自分の部屋が割り当てられています。メモリやCPUなども割り当てられ、その自分の部屋で、好きなアプリケーションを使用する事ができます。(MT4を利用する事ももちろん可能)
またホストOSとは別に各々のゲストOSも用意されています。
共用サーバー程安価ではありませんが、比較的手頃な価格で利用できます。
3. 専用サーバー
専用サーバーは完全に1台の物理サーバーを丸々一人で自由に使用できます。
ハイスペックではありますがその分高額になり、かつサーバの設定や管理を自身が行うことになり、上級者向けになります。
サーバーは住居で例えるとイメージしやすい
各サーバーそれぞれに特徴がありますが、共用サーバーはシェアハウス、VPSはマンション、専用サーバーは一軒家といったように住居で例えるとイメージしやすいです。
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まとめ
いかがしたでしょうか?VPSは安定した自動売買を行う上で欠かせない存在です。
VPSサービスも紹介したように様々な業者やプランが存在します。自分の望むスペックや料金プランをよく見比べて選択しましょう。
また利用しているFX業者、利用する予定のFX業者が無料VPSサービスを提供しているなら、利用しない手はないです。
条件付きとはいえ無料で使用できるのは、大きな助けとなるはずです。
VPSを知らなかった人もこの機会にVPSサービスを検討してみてはいかがでしょうか。