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2023.12.07
MT4やMT5はPCにソフトをインストールして利用するのが一般的ですが、近年はネット上でMT4/MT5を稼働させるウェブトレーダーも普及しています。
インストール版もウェブトレーダーもMT4/MT5に違いはありませんが、特徴や利便性に違いがあります。
ウェブトレーダーを知っておけば、外出中でもインターネット環境があれば取引できるので便利です。
本記事では、ウェブトレーダーの基礎知識やインストール版との違いをメリット・デメリット、更に使い方を合わせて紹介していきます。
ウェブトレーダーとは、Web上のMT/MT5システムにログインしてFXができるサービスです。
本来は、ダウンロードしたMT4/MT5をPCにインストールして、インストールしたMT4/MT5にログインして取引を進めていきます。
ウェブトレーダーは、PCにソフトをインストールさせるのではなく、オンライン上に存在するMT4/MT5のシステムにアクセスして取引を行うのが特徴です。
ウェブトレーダーに対応しているFX業者なら、ネットが使える環境さえあれば誰でも無料で利用できます。
MT4/MT5のウェブトレーダーは、Web上の取引ツールを使用することからさまざまなメリットがあります。
通常のMT4/MT5と違いウェブトレーダーはダウンロードやインストールを行う必要がありません。
そのためウェブトレーダーはインターネット環境があれば、どこにいてもログインして取引できるというメリットがあります。
外出先でノートPCを使って取引するといった臨機応変な使い方も可能です。
インストール版のMT4/MT5は、PCのスペックに大きく左右されます。
型の古いPCを使っていると、MT4/MT5が停止する場合や動作が遅くなってしまうこともあります。
ウェブトレーダーは、MT4/MT5をPCにインストールするのではなく、ウェブ上のシステムにアクセスして使用するため、メモリをほとんど消費せず安定した取引ができます。
MT4/MT5はWindowsを推奨環境にしており、インストール版ではMacの最新OS「Catalina」に対応しているFX業者は現状少ないため、Macユーザーは費用をかけて仮想化ソフトやVPSなどで、Windows環境を用意して使っているのが現状です。
しかし、ウェブトレーダーはWindowsやMacなどのOSをはじめ、ChromeやSafari、Internet Explorerなどのブラウザに幅広く対応しています。
そのため、Macユーザーでも費用をかけずにMT4/MT5を利用する事ができます。また日本語の文字化けの心配もありません。
ウェブトレーダーはメリットが多いシステムですが、利用においてはデメリットが3つほどあります。
MT4/MT5のウェブトレーダーは、カスタムインジケーターやEAの追加ができないデメリットがあります。
外部のインジケーターを使ってテクニカル分析する場合や、EAを使って自動売買をしたい場合は、インストール版のMT4/MT5を利用しなければなりません。
ただし、MT4/MT5に標準搭載されているインジケーターに関しては利用できます。描画機能も問題なく、ウェブトレーダーでテクニカル分析することも十分可能です。
ウェブトレーダーは、初心者でも気軽に利用できるように一部の機能が省かれてかなり簡素化されています。
省かれる機能としては次のような内容があります。
マーケット情報、シグナル情報、ニュースなどは、トレードに大きく影響するものではなく、インターネットを使って自分自身で調べられます。
注意すべきなのは、ウェブトレーダーは「定型チャート保存」や「チャートの細かな配色」等の細かなカスタマイズができない事。そしてチャートの複数表示ができない事です。
業者によって規制される機能に違いがあるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
インストール版のMT4/MT5は、PCにインストールしたソフトを利用するのでブラウザに履歴は残りません。しかし、ウェブトレーダーはブラウザ上に起動させるシステムなので、利用した履歴が残っています。
ブラウザ上にログイン情報を残してしまうと、第三者がPCを使ったときにログインして不正操作されるリスクがあります。「PCを持ち運んで利用する場合はロックをかける」、「外部のPCを利用する場合は最後にログイン履歴を消去」するなど、セキリュティ対策には十分注意しましょう。
実際にMT4/MT5ウェブトレーダーを使い方を紹介します。取引開始までの大まかな流れは以下になります。
まずは利用しているFX業者の公式サイトからウェブトレーダーにアクセスします。
以下は主要海外FX業者のウェブトレーダーの公式リンクです。もし他の海外FX業者を利用してる場合は公式サイトからウェブトレーダーを探してみましょう。
業者によっても違いますが「Web Traderを利用する」、「Web Traderへアクセス」といったボタンがあるのでクリックしてアクセスしましょう。
MT4/MT5ターミナルが開くので、「ログインID」、「パスワード」を入力し、「取引サーバー」を選択してログインします。
ログイン情報がわからない場合
ここで要求される「ログインID」、「パスワード」、「取引サーバー」などのログイン情報は、口座開設時にFX業者からメールで送られてくるものです。
もしログイン情報がわからない場合は、公式サイトのマイページ「パスワードを忘れた場合」などからパスワードをリセット・再取得しましょう。
ログインが完了すればMT4/MT5ウェブトレーダーに繋がります。なお、細かな機能はFX業者によって若干異なります。
ページをブックマークやお気に入りに入れておくと次回からアクセスしやすくなります。
ウェブトレーダーとインストール版の違いを表にしてみました。どのような違いがあるでしょうか。
ウェブトレーダーとインストール版比較表
ウェブトレーダー | インストール版 | |
---|---|---|
ダウンロード | 不要 | 必要 |
メモリ消費量 | 少ない | 多い |
標準インジケーター | 約31種類 | MT4 約51種類
MT5 約98種類 |
カスタム インジケーター・EA | 利用不可 | 利用可能 |
チャート画面 | 1画面のみ | 複数表示可 |
動作環境 | Windows、MAC対応
(ほぼ全てのブラウザで利用可能) | Windows、MAC対応
(Macは最新OS「Catalina」非対応の業者多) |
カスタマイズ性能 | 低い | 高い |
使用感自体は、同じMT4/MT5のWeb版かインストール版かなので大きな違いありません。
特に大きな違いを挙げるとすれば以下の4つになります。
ではウェブトレーダーとインストール版はどのように使い分けるのがいいのでしょうか?
自宅でじっくりと取引する場合は、PCのスペックが十分なら、全ての機能が使える「インストール版」を利用するほうが良いでしょう。
おすすめはウェブトレーダーは単体での利用だけでなく、インストール版のサブとして使う方法です。
自宅ではインストール版を利用し、外出中はウェブトレーダーを使って取引するといった感じです。問題があってインストール版が不調な時や、Mac環境でMT4/MT5を利用したい時などもウェブトレーダーは選択肢に上がります。
サブ的な使い方ではスマホアプリ版もありますが、よりインストール版に近いという点ではウェブトレーダーに軍配が上がります。
他にも、動作は速く安定しているので裁量トレード専用にするといった使い方も可能です。
XMの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
最低取引枚数 | 最低入金の設定なし |
ドル円スプレッド | 1.6pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 電話・メール・ライブチャット |
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