【MT4/MT5】ボリンジャーバンドとは?使い方などをわかりやすく解説!

【MT4/MT5】ボリンジャーバンドとは?使い方などをわかりやすく解説!

【MT4/MT5】ボリンジャーバンドとは?使い方などをわかりやすく解説!

ボリンジャーバンドという言葉を聞いた事はあるでしょうか?

ボリンジャーバンドは移動平均線に次いでよく使われるテクニカル分析の手法の一つで、MT4では標準搭載されているインジケーターでもあります。

今回はボリンジャーバンドとは何なのか?という事から表示方法や見方などを紹介していきます。

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドとは?

移動平均線と、その上下に標準偏差を元に線を引いたトレンド系のテクニカル指標の一つです。

ジョン・ボリンジャーが考案したもので、価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まることからボリンジャーバンドと呼ばれています。

標準偏差って?

標準偏差についても少し解説します。標準偏差は「データのばらつきを数値であらわしたもの」です。

「偏差」という言葉は、「偏差値」という形で多くの人に馴染みがあるのではないでしょうか?

単純にテストの点数だけを見て、志望校の合否の判断は難しいものです。平均点と比較しても、受けた人達の得点の分布によっては完全ではありません。そこで標準偏差(データのばらつきの数値)を考慮して計算された「偏差値」で、合否や優秀さの判断をしていたと思います。

偏差はσ(シグマ)という単位で表示します。

ボリンジャーバンドでは中心の移動平均線に±1σ、±2σの5本の線、またはそこに±3σの線を加えた7本で分析するのがポピュラーです。

標準偏差って?

移動平均線を中心に、この±1σの帯(バンド)の中に価格が収まる確率は約68%です。

±2σであれば約95%、±3σであれば約99%です。

価格がここからはみ出るようなことがある場合は、大きな変化が起こった可能性が高いといった判断ができます。

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)の表示方法

ボリンジャーバンドのインジケーターはMT4に標準搭載されています。新しくダウンロードする必要はありません。

1. ナビゲーターウィンドウから「インディケーター」→「トレンド」→「Bollinger Bands」をダブルクリックします。

ナビゲーターウィンドウから「インディケーター」→「トレンド」→「Bollinger Bands」をダブルクリックする

2. ボリンジャーバンドの設定ウィンドウが開きますので期間を「20」、偏差を「1」にしてOKをクリックします。

ボリンジャーバンドの設定ウィンドウが開きますので期間を「20」偏差を「1」にしてOKをクリックする

ボリンジャーバンドはこんな感じで表示されます。

ボリンジャーバンド表示

スタイルから色も設定できますので、自分のチャートに合わせて見やすい色に設定しましょう。

今回は移動平均線の期間を「20」、偏差を「1」に設定しているので 、

中心の線が20日移動平均線となり、上下が±1σ(プラスマイナス標準偏差)となっています。

3. 続けて偏差「2」と「3」を追加する

続けて偏差「2」と「3」を追加する

また偏差は、±1σ、±2σ、±3σの線で設定することがポピュラーです。

ですので引き続き先程のチャートに「2」と「3」を追加します。

偏差「1」を追加したチャートに同じように、もう一度「Bollinger Bands」をダブルクリックしボリンジャーバンドの設定ウィンドウから偏差「2」を、同様に偏差「3」も追加します。

偏差値によってそれぞれ色を変えておくとわかりやすい

偏差値によってそれぞれ色を変えておくとわかりやすいです。

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)の設定

期間 

中心の移動平均線を表示するローソクの本数を数値で入力します。

あくまで(移動平均線の期間=ローソクの本数)なので、チャートの時間足によって期間が変わってくるので注意が必要です

 同じ20でも日足なら20日分、1時間足なら20時間分、月足なら20か月となります。

表示移動 

入力した±の数値分移動平均線がずれます。

偏差 

標準偏差を数値で入力します。

適用価格 

  1. Close(終値)
  2. Open(始値)
  3. High(高値)
  4. Low(安値)
  5. Median Price(HL/2)  (高値+安値)/2
  6. Typical Price(HLC/3)  (高値+安値+終値)/3
  7. Weighted Close(HLCC/4)  (高値+安値+終値+終値)/4

スタイル 

線の色や種類、太さなどを設定できます。

ボリンジャーバンドの削除・編集方法

ボリンジャーバンドの削除・編集方法もいくつかあります。好みの方法で行ってください。

1.「分析ツールを削除」で削除する

削除したい偏差の線上で右クリックし「分析ツールを削除」をクリックすることで削除できる

削除したい偏差の線上で右クリックし「分析ツールを削除」をクリックすることで削除できます。

2.「インディケーターリスト」から削除・編集する

削除したい偏差の線上で右クリックし「インディケーターリスト」をクリックすることで削除できます。

削除したい偏差の線上で右クリックし「インディケーターリスト」をクリック

表示中のインディケーターウィンドウが開きますので、削除・編集したいボリンジャーバンド(Bollinger Bands)をクリックで選択し、削除・編集をクリックします。

表示中のインディケーターウィンドウ

3.「チャート」タブから「表示中のインディケーターリスト」から削除・編集する

「チャート」タブから「表示中のインディケーターリスト」をクリックする

表示中のインディケーターウィンドウが開きますので、削除・編集したいボリンジャーバンド(Bollinger Bands)をクリックで選択し、削除・編集をクリックします。

表示中のインディケーターウィンドウ

ボリンジャーバンドの基本的な三つの動きと見方

まずはボリンジャーバンドの基本的な三つの動き(パターン)について紹介します。

スクイーズとエクスパンション

1. スクイーズ

スクイーズは「絞る」、「押しつぶす」といった意味でバンドの幅が狭まっている状態を表します。

これはレンジ相場の状態であるといえます。レンジ相場とはチャートが一定の価格帯を行き来する相場のことです。

またレンジ相場、スクイーズはエネルギーを溜めているような状態で、大きく値動きする前のサインであるともいえます。

2. エクスパンション

スクイーズとは対照的にエクスパンションは「拡大」、「拡張」といった意味です。バンドの幅が広がっている状態を表します。

急激に値動きしている時はこのような状態になります。

相場はエクスパンション→スクイーズ→エクスパンション…と繰り返すのが基本的な動きです。

3. バンド・ウォーク

バンド・ウォーク

ブレイクした後の±2σのバンドに沿ってしばらく価格が推移している状態をバンド・ウォークと呼びます。強いトレンド続いている状態です。

ボリンジャーバンドの使い方

またボリンジャーバンドの見方として、±2σ内であれば約95%で価格が推移するという事を踏まえて、大きく二つの使い方があります。

1. レンジ相場で±2σ内バンドを抵抗として逆張りする

レンジ相場で±2σ内バンドを抵抗として逆張りする

価格が±2σ内で約95%変動することから、+2σに価格が近づいてきた時に売り、-2σに価格が近づいてきた時に買うという逆張り方法があります。

理論的に高確率でバンド内に収束するというのを利用した方法で、レンジ相場での逆張りは一般的によく使われる手法です。

2. ±2σのバンド外に終値が位置した時にトレンド発生とみなし順張りする

±2σのバンド外に終値が位置した時にトレンド発生とみなし順張りする

実は最初に述べた逆張りは、開発者のボリンジャーが推奨していません。

「±2σのバンド外に終値が位置した時にトレンド発生とみなし順張りする」順張りの指標であると述べています。

終値が±2σのバンド外に出ているというのは異常で、大きなトレンドが発生している可能性が高いというわけです。

レンジ相場での逆張りは売買サインこそ多く、小さな収益機会を求める場合有効ではあります。

しかしブレイク後のバンド・ウォークを見極めて大きな収益機会を得るのがボリンジャーバンドの本質であると言えます。

ボリンジャーバンドのメリットとデメリット

ボリンジャーバンドのメリットとデメリット

メリット

ボリンジャーバンドは標準偏差を用いて、統計学の概念をテクニカル分析に応用したものです。

帯(バンド)の中に価格が収まる確率は±2σであれば約95%、±3σであれば約99%。

±2σ内バンドに注視して勢いの変化や反転、方向を見るテクニカル指標として非常にわかりやすく目安に使うにはもってこいと言えます。

デメリット

ボリンジャーバンド自体に大きなデメリットはないですが、±σ内に収まる確率の高さを過信してしまう。といった事が挙げられます。

エクスパンションからバンド・ウォークを見越して順張りするのか、またはスクイーズを見越して逆張りするのかは結局トレーダーの判断に委ねられますので、どう価格が推移するのか経験が大事になってきます。

まとめ

ボリンジャーバンドも移動平均線と並び、メジャーなテクニカル分析の一つです。

うまく活用できれば、今までよりも更に売買のポイントが掴めてくると思います。是非利用してみてください。

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