【MT4/MT5】MACD(マックディー)とは?使い方をわかりやすく解説!

【MT4/MT5】MACD(マックディー)とは?使い方をわかりやすく解説!

【MT4/MT5】MACD(マックディー)とは?使い方をわかりやすく解説!

MACD(マックディー)という言葉を聞いた事はありますか?

MACD はMT4/MT5にデフォルトで標準搭載されているインジケーターで、売買ポイントを判断する上で非常に重要な役割を担います。

そのためMACDは非常に多くの方が活用しているテクニカル指標の一つです。

本記事では、MACDとは何なのか?また表示方法や使い方を解説しています。

MACD(マックディー)とは?

MACD(マックディー)とは「Moving Average Convergence and Divergence」の略で直訳すると移動平均収束拡散法といった意味になります。

テクニカル指標の代表的なものに移動平均線(Moving Average)がありますが、MACDはこの移動平均線を用いたテクニカル指標です。

具体的には、短期の移動平均線と中長期の移動平均線、そして「シグナル」と呼ばれる移動平均線を組み合わせて、売買ポイントを判断します。

オシレーター系とトレンド系の2つの要素をあわせもつテクニカル指標とも言われています。

MACD(マックディー)の表示方法

MACD(マックディー)のインジケーターはMT4/MT5に標準搭載されています。新しくダウンロードする必要はありません。

1. ナビゲーターウィンドウから「オシレーター」「MACD」をダブルクリックします。

ナビゲーターウィンドウから「オシレーター」の「トレンド」の「MACD」をダブルクリックする

2. MACDの設定ウィンドウが開きます。今回はデフォルトのままで「OK」をクリックします。

MACDの設定ウィンドウ

(※設定では「短期EMA」、「長期EMA」、「シグナル」などの期間を変更できます。)

世界中の多くの人が参考にしているデフォルトのパラメーターが一番参考にしやすいです。

MACDのおすすめ設定(デフォルト)

 「短期EMA:12 長期EMA26 シグナル:9」

EMAとは?

設定に出てくる短期EMAとか長期EMAの「EMA」って何?と思う方もいらっしゃると思います。

EMAとは指数(平滑)移動平均線のことです。

EMAは日本でよく使われているSMA(単純移動平均線)の欠点を補正するために生まれたもので、より直近のデータに比重を置いた移動平均線になります。

MT4/MT5のMACDの表示画面

MACD表示

チャート画面の下に、サブウインドウとしてMACDの画面が表示されます。

MT4/MT5のMACD(マックディー)の使い方

MT4/MT5のMACD(マックディー)の使い方

MT4標準搭載のMACDは、MACD線(白のヒストグラム)とシグナル(赤のライン)で構成されます。

他の取引ツールのMACDでは、MACD線をヒストグラムではなくラインにしたものも存在します。

MACDの計算式(デフォルト設定の場合)

MACD線:短期(12)日EMA-長期(26)日EMA

シグナル:MACDの(9)日のEMA

1. 「0ライン」を基準として上昇トレンド、下降トレンドを読み取る

MACD線(ヒストグラム)を利用して上昇トレンドと下降トレンドを視覚的にわかりやすく判断する事ができます。

MACD線は「短期(12)日EMA-長期(26)日EMA」の値が0の時、ヒストグラムでは何も表示されてない部分「0ライン」になります。プラスなら上に棒グラフが伸び、マイナスなら下に棒グラフが伸びます。

トレンドのサインは以下のように読み取ることができます。

0ラインを基準にしてトレンドを読み取る

  • ヒストグラムが0ラインを境にマイナスからプラスに転換した場合、上昇トレンド買いのサイン
  • ヒストグラムが0ラインを境にプラスからマイナスに転換した場合、下降トレンド売りのサイン

2. MACD線の傾きの変化からトレンドの強弱を読み取る

MACDの傾きの変化からトレンドの強弱を読み取る

MACD線の傾きの変化からトレンドの強弱を読み取ることができます。

上の画像(プラスの領域での変化)を参考に二つの例を挙げてみます。

まず最初に上昇トレンドでMACD線が「上向き」で、その傾きが「強い」状態があります。

これは「短期(12)EMA-長期(26)EMA」の値が大きくなって、短期 (12)EMAが長期(26)EMAをどんどん引き離してるという事になり、上昇トレンドが「加速」しているといえます。

次に上昇トレンドでMACDが「下向き」で、その傾きが「強い」状態があります。

これは「短期(12)EMA-長期(26)EMA」の値が小さくなって、短期 (12)EMAが長期(26)EMAに迫ってきているという事になり、上昇トレンドが「失速」しているといえます。

下降トレンドの場合でも同じように傾きの変化からトレンドの強弱を読み取ることができます。

まとめると…

MACD線がプラス領域の時の傾きの変化

MACD「上向き」なら、上昇トレンドの勢いが「加速」していて買いのサイン

MACD下向きなら、上昇トレンドの勢いが「失速」していて売りのサイン

MACD線がマイナス領域の時の傾きの変化

MACD「下向き」なら、下降トレンドの勢いが「加速」していて売りのサイン

MACD「上向き」なら、下降トレンドの勢いが「失速」していて買いのサイン

また傾きが強ければ強いほどそのサインは強く出ていて、その精度も高くなります。

3. シグナルとMACD線が交差する地点に売買ポイントがある

シグナルとMACDが交差する地点に売買ポイントがある

シグナルとMACD線を交差する場所を見る事でも上昇トレンド、下降トレンドを読み取ることができます。

一般的に

MACD線がシグナルを「下から上」へ抜ける時、上昇トレンドとなり買いのサイン

MACD線がシグナルを「上から下」へ抜ける時、下降トレンドとなり売りのサイン

と言われています。ただ今回はMACD線をヒストグラムで表していますので、この説明では若干わかりにくいかもしれません。少しかみ砕いて説明しますと・・・

シグナルより下に突き出ていたMACD(ヒストグラム)が上に抜ける時買いのシグナル

シグナルより上に突き出ていたMACD(ヒストグラム)が下に抜ける時売りのシグナル

シグナルより下に突き出ていたMACD線(ヒストグラム)が上に抜ける時、上昇トレンドとなり買いのシグナル

シグナルより上に突き出ていたMACD線(ヒストグラム)が下に抜ける時、下降トレンドとなり売りのシグナル

こう言い換えて覚えてもいいかもしれません。

MACDのヒストグラムをラインに変更して2本線表示にする方法

MACDのヒストグラムをラインに変更して2本線表示にする方法

ヒストグラムとラインの組み合わせがわかりにくいという方には、ヒストグラムをラインに変更する方法がおすすめです。

以下の記事で変更する手順を紹介しているので、参考にしてみて下さい。

MACDのメリットとデメリット

MACDのメリットとデメリット

メリット

MACDのメリットとしては、まず非常にわかりやすい点が挙げられます。

0ラインを基準としてのトレンド判断や、シグナルとMACDが交差する場所での買いや売りのシグナルは、視覚的に非常にわかりやすく、初心者の方でもすぐに取り入れられる気軽さがあります。

またMACDは指数(平滑)移動平均線(EMA)利用しているので単純移動平均線(SMA)より、直近の値動きに対しては敏感に動いてくれます。これによりトレンドの転換をいち早く読み取ることができ、トレンド相場において真価を発揮するでしょう。

デメリット

デメリットとしては、レンジ相場で信頼性が低くなるという点です。だらだらとしている横ばいの相場ではダマしのシグナルが出てしまい扱いが難しくなります。

先程メリットの面でトレンド相場において真価を発揮すると述べました。しかしあまりにも急激なトレンドの場合は、どうしてもシグナルの発生自体が遅れてしまいます。

これに関しては移動平均線をベースにしている以上、ある程度仕方のない事です。

MACDは非常に多くのトレーダーに使われているテクニカル指標です。MACDのメリット、デメリットを把握して、FXトレードに活用してみてはいかがでしょうか。

 

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