MT4/MT5でいざ注文を出そうとすると、「発注ボタンがグレーアウトして押せない」、押しても「無効な数値です」といったメッセージが出る事はありませんか?急いでいる時にはイライラする事も…
でも安心してください!原因は様々ありますが、このような事態は初心者に限らずよく起こります。
本記事では、MT4/MT5で注文が出せない時の原因と対処法を紹介します。
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トラブルの症状から見る原因
注文ができないトラブルの症状から考えられる原因をまとめています。考えられる原因の各リンクから詳細と解決方法を確認できます。
トラブルの症状 | 考えられる原因 |
注文ボタンがグレーアウトして押せない |
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発注ボタンがグレーアウトして押せない |
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チャート自体が動いていない | |
注文リンクが表示されない | |
「現在価格から〇〇ポイント圏内の注文は発注できません」と表示される |
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「無効なS/LまたはT/P」と表示される | |
「証拠金不足です」と表示される |
1. マーケットが休み
トラブルの症状
- 注文ボタンがグレーアウトして押せない
- チャート自体が動いていない
このような症状の場合、まず確認すべきは「取引時間内かどうか?」です。
FX取引は平日の24時間いつでもできます。
しかし土日、クリスマス、元旦といった日はマーケットはお休みで注文を出すことができません。
正確に言えば月曜日の午前7時頃~土曜日の午前7時頃までが、取引可能な時間になります。また夏時間や冬時間、利用している海外FX業者でも取引時間帯が多少前後します。
特に利用しているFX業者の「土曜の早朝何時まで取引できるか」、「月曜の早朝何時から取引が開始されるのか」は確認しておきましょう。
解決方法
- 取引時間内に注文を出す
2. 違う口座タイプのチャートを表示している
トラブルの症状
- 注文ボタンがグレーアウトして押せない
- 注文リンクがない
チャートの新規注文ボタンがグレーアウトして押せなかったり、そもそも注文に飛ぶリンク自体がない場合は、違う口座タイプのチャートを開いている事が考えられます。
例えばXM Tradingでは「マイクロ」「スタンダード」「Zero」の3種類の口座タイプがあります。そしてそれぞれの口座タイプで銘柄表示が違います。
マイクロ口座なら銘柄名の後にmicroが、スタンダード口座なら銘柄名そのまま、Zero口座なら銘柄名の後に「.(ドット)」がついています。
マイクロ口座 | スタンダード口座 |
Zero口座 |
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銘柄表示例(JPY/USD) |
USDJPYmicro 銘柄名の後にmicro |
USDJPY 銘柄名そのまま |
USDJPY. 銘柄名の後に「.」 |
解決方法
- 利用している口座タイプの銘柄を表示して注文を出す
3. 口座タイプで非対応の取引数量を入力している
トラブルの症状
- 発注ボタンがグレーアウトして押せない
発注ボタンがグレーアウトして押せない場合は、口座タイプに非対応の取引数量を入力していると考えられます。
最低取引量は同じ業者でも口座タイプや取引ツールによって違います。
例えばXM Tradingのマイクロ口座です。MT4の最低取引量は0.01ロットですが、MT5の最低取引量は0.1ロットになります。
FX取引とCFD取引でも最低取引量は変わってくるので注意しましょう。
最低取引量の確認方法
最低取引量は気配値表示の通貨ペアを右クリック→「仕様」から確認する事ができます。
解決方法
- 利用している口座タイプに対応しているロット数を設定する
4. ストップレベルに引っかかっている
トラブルの症状
- 「現在価格から〇〇ポイント圏内の注文は発注できません」と表示される(MT4)
- 発注ボタンがグレーアウトして押せない(MT5)
ストップレベルとは、指値・逆指値注文などの待機注文を出す際に、現在価格から一定以上の幅を持たせたなければいけない値幅の事です。ストップレベルは各業者の通貨ぺアごとに設定されています。
MT4で「現在価格から〇〇ポイント圏内の注文は発注できません」と表示される場合はこれが原因です。MT5では発注ボタンがグレーアウトして注文が出せません。
10ポイントは1pipsになります。例えばストップレベルが20ポイントなら、現在の価格から2pips以上離した価格で注文する必要があります。
ストップレベルの確認方法
ストップレベルは気配値表示の通貨ペアを右クリック→「仕様」から確認する事ができます。
解決方法
- ストップレベル以上の価格で注文を入れる
5. 注文種別と入力価格が矛盾している
トラブルの症状
- 発注しても「無効なS/LまたはT/P」と表示される
「無効なS/LまたはT/P」と表示される場合は、注文種別と入力価格が矛盾していると考えられます。
注文種別はMT4で、「指値買い」、「指値売り」、「逆指値買い」、「逆指値売り」の4種類、MT5では新たに、「買いのストップリミット注文」と「売りのストップリミット注文」の2種類が追加した6種類があります。
注文種別
- 現在の価格よりも低い価格での買い注文 → Buy Limit(指値買い)
- 現在の価格よりも高い価格での売り注文→ Sell Limit(指値売り)
- 現在の価格よりも高い価格での買い注文→ Buy Stop(逆指値買い)
- 現在の価格よりも低い価格での売り注文→ Sell Stop(逆指値売り)
- 指定された価格を上回ったら買いの指値注文を入れる→Buy Stop Limit(買いのストップリミット注文)
- 指定された価格を下回ったら売りの指値注文を入れる→Buy Stop Limit(売りのストップリミット注文)
例えば、注文種別をSell Limit(指値売り)にした場合は、現在よりも高い価格を指定する必要があります。これを低い価格で注文しようとした場合、注文種別と矛盾が発生して注文が出せなくなります。
特に注文と決済を組み合わせた注文の場合、間違いやすいので注意しましょう。
解決方法
- 注文種別にあった価格を設定する
6. 証拠金が不足している
トラブルの症状
- 発注すると「証拠金不足です」と表示される
発注ボタンを押すと「証拠金不足です」と表示される場合は、そのままで注文を出すのに必要な証拠金が不足しています。
解決方法
- 必要証拠金と取引数量を見直す、入金して証拠金を増やす
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その他のトラブル
その他にも、そもそもログインできなかったり動かないといったトラブルも考えられます。そのような場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。