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2023.12.14
MT4/MT5で取引していて「なんだか以前より重くなった気がする…」または「急に重くなった!」と思ったことはありませんか?
重い以前に「全く動かない」、「ログイン自体出来ない!」なんて事も…
でも大丈夫です!本記事では、MT4/MT5が動かない時の原因と解決方法、そして重くなったMT4/MT5を軽くする対処方法をご紹介します。
MT4/MT5が動かない時に考えられる理由は大きく分けて以下の6点です。
1~3は右下の回線状況が「無効な口座」になっており口座自体に問題がある場合。4~5は「回線不通!」で回線に問題がある場合。そして6は口座も回線も悪くないがマーケットが休みというパターンです。
では、一つずつ見ていきましょう。
まず最初に確認したいのはログインしているかどうかです。ログイン情報が間違っている場合、右下の回線状況が「コモンエラー」「無効な口座」といった表示になっています。
MT4やMT5を利用開始する際には、まず正しいログイン情報を入力する必要があります。また何らかの理由でログアウトしてしまった場合もあります。
解決方法
自動的にログイン画面が開かない時は、メニューバーの「ファイル」→「取引口座にログイン」からログイン情報を入力します。
ログインには口座開設時にメールで送られてきた「ログインID(口座番号)」と「パスワード」と「サーバー」の選択が必要です。(パスワードは自分で設定してる場合もあります)
特にサーバーはデモ口座、リアル口座と種類が多いので気をつけましょう。
ログインに成功すると回線状況に回線速度が表示されます。
もし、パスワードを忘れてしまった場合は、各FX業者のサポートに連絡しましょう。
デモ口座を使用していて、最終ログインから日にちが経っている場合は有効期限が切れている可能性が高いです。
デモ口座の有効期限はFX業者によっても変わってきます。例えばXMはデモ口座の使用期限はありませんが、最後のログインから90日間経過するとデモ口座自体が閉鎖されます。
正しいログイン情報を入力しても、MT4/MT5の右下の回線表示が「無効な口座」になっている場合は、デモ口座の有効期限が切れて使えなくなっている可能性が高いです。
また表示が「回線不通!」と表示されている場合でも、デモ口座の有効期限切れの場合もあります。
リアル口座で口座残高が0になったまま一定期間放置していたり、規約違反をしていた場合は口座が凍結されてしまった可能性があります。
口座が凍結された場合はログイン自体ができなくなります。
解決方法
凍結された場合の解決方法は残念ながらありません。新規に口座を作り直す必要があります。
案外多いのが自宅のインターネット回線、Wifiなどに問題がある場合です。繋いでいるLANケーブルなどの接続不良など物理的な問題も考えられます。
無線LANなどを利用している場合、一時的に電波状況が悪くなっている場合もあります。
解決方法
ネットでサイトの閲覧はできるか?などインターネット回線が正常かを一度確認してみましょう。
自宅のネット回線に問題がないなら業者のサーバー側の問題が考えられます。
メンテナンスや何か技術的な問題が発生している場合があります。
解決方法
こちらからどうすることもできないので、しばらく時間(数分)を空けて様子をみるといったような方法しかありません。
しかしこれらの問題は大きな損失に繋がりかねません。頻度にもよると思いますが、利用しているFX業者から見直すのも一つの手です。
「無効な口座」でも「回線不通!」でもないのにチャートが動いていない場合、灯台下暗しですが「マーケットが休み」という事が考えられます。
FX取引は平日の24時間いつでもできます。
しかし土日、クリスマス、元旦といった日はマーケットはお休みです。
MT4/MT5が重い、頻繁にフリーズして快適にトレードができないといった状況もあると思います。
基本的にMT4/MT5が重くなったりフリーズするのは、何らかの処理にメモリを大量に使用しているからです。
ではそんな時の対処方法をいくつかご紹介します。
インジケーターやEAは便利でついついたくさん設定しがちです。
しかしこれらはMT4/MT5上で複数のソフトを同時に起動している状態ですので、当然重くなります。
なんらかのインジケーターやEAを新しく設定した直後に、重くなったりフリーズしたのなら、それらが原因の可能性が高いです。
インジケーターは沢山表示させるとかえってチャートが見にくくなるものです。あまり有効に働いていないインジケーターはこの機会に削除してみましょう。
チャートはデータ通信をしながらリアルタイムで更新しています。一度に沢山のチャートを開いているとその分メモリを多く消費します。
必要のないチャートは表示しないようにしましょう。
『ヒストリー内の最大バー数』とはヒストリカルデータを利用するときに表示させる最大バー(ロウソク足)の数です。
『チャートの最大バー数』とはチャートに表示する最大バー(ロウソク足)の数です。
これらが多ければ、より細かく表示できるのですが、その分重くなります。
どちらも同じオプションから変更することができます。
1.「ツール」タブの「オプション」をクリックします
2.「チャート」タブの「ヒストリー内の最大バー数」、「チャートの最大バー数」を変更する
初期設定では、ヒストリー内の最大バー数は「51,200」、チャートの最大バー数は「65,000」です。
バックテストで細かいデータを出すために、更に大きい数値変更している方もいると思います。
今回は1時間足で約3か月分のデータまで表示できる「2200」に設定します。
この約3か月という数値に特に大きな意味はありません。それくらい表示できれば普段取引する分には支障がないという値なら大丈夫です。2000や3000のキリのいい数字でもかまいません。
MT4/MT5にはターミナルから見れるニュース機能や音声機能などがあります。
これらの機能にも多少ではありますがメモリを割いています。自分には必要がないと感じるのなら無効化してしまってもいいでしょう。
4-1 ニュース機能の無効化
1.「ツール」タブの「オプション」をクリックします
2.「サーバー」タブの「ニュースを有効にする」のチェックを外し、OKをクリックします
4-2 音声機能の無効化
1.「ツール」タブの「オプション」をクリックします
2.「音声設定」タブの「有効にする」のチェックを外し、OKをクリックします
気配値表示の通貨ペアを見てみると、売値と買値がリアルタイムでせわしなく変動しています。これらの表示も重くなる要因になります。
多くの人は自分が取引に使用している通貨ペアは決まっていると思います。
使用していない通貨ペアを非表示にしておきましょう。見やすくなって一石二鳥です。
1. 非表示にしたい通貨ペアを右クリックし「非表示」をクリックします。
長時間MT4/MT5を起動させたままの状態が続くと、メモリの消費量は多くなっていきます。
一度PC再起動をしてみましょう。
起動しなおしても即フリーズして動かないなど、どうにもならない状態の場合は、MT4/MT5を一度アンインストールして、再度インストールしてみましょう。
注意したいのは再インストールだけではチャートやインジケーターなど今の重い状態がそのまま反映されてしまいます。
アンインストールして再度インストールという手順で行いましょう。
色々試しても重いままであれば、PCのスペック自体が足りていないのかもしれません。
重い状態で取引を続けるというのはやはり大きなストレスです。
PC自体が数年前のモデルならば、この機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
VPSとは仮想専用サーバーのことです。
レンタルした仮想サーバーでMT4/MT5を稼働させておけば自宅のPCを酷使することなく、24時間MT4を安定した環境で使用する事ができます。
また既にVPS環境を利用している人でも、複数運用などによっては重くなる場合もあります。その場合は一つ上のプランに変更などを検討してもいいかもしれません
MT4/MT5が動かない時に考えられる理由
MT4/MT5が重い場合の解決策
それでも重い!動かない!…そんな時は
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